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ブドウ畑
畑に囲まれるカンティーナ


ブドウの苗の多くはサンジョベーゼで、大まかに言えばプルニョーロ・ジェンティーレと呼ばれるサンジョベーゼの中でもこの土地に適したクローンが植えられて。樹齢は15歳~50歳。
細かい内訳は
2.5ha:樹齢15歳、6000本/ha、グイヨー仕立て
1.5ha:若木、6000本/ha、グイヨー仕立て
2ha:樹齢50歳、伝統的な密植度である3500本/ha
、グイヨー仕立て
施肥は年に一度、ファヴィノ(黒豆)を緑肥として樹列に沿って2
列おきにまき、必要であれば有機肥料を撒く。除草剤をはじめとするその他の化学合成農薬は使わず必要最小限畑に使われるのは銅や硫黄由来の無機農薬です。畑の管理はブドウ樹の病気に対する潜在的な抵抗力を引き出せるよう、研究と実践を根気よく繰り返し慎重に行われる。というのも、深耕、地表近くの根の切断、自然な抽出物の散布はどれもブドウ樹の抵抗力を上げるために行われており、こうすることで化学合成物を撒かずにブドウ栽培を行うことができる。
芽かき(余分な枝の切除)は正確な方法で行われ、一度だけ遅めの時期にブドウに酸味を持たせることを見込んで枝先の切除を行う。必要に応じてグリーンハーヴェストを行い、一つの樹から大体1kg
のブドウを収穫できるようにしている。これでだいたい6000㎏/ha
のブドウが収穫でき、常に品質保護協会(Consorzio
)がヴィノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノに対して指定している8000㎏/ha
よりも低い収量に抑えている。
ブドウの粒を完全な状態に保つため、収穫と選果は手作業で行われ15
㎏詰の小さなケースで除梗機まで運ばれる。